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「暑くない」と言うのはなぜ?高齢者の熱中症サインと、ご家族に知ってほしい室内対策

  • 24 時間前
  • 読了時間: 2分

こんにちは。自空間訪問看護ステーションの看護師の岡田です。いよいよ本格的な夏がやってきますね。この時期、私たち訪問看護師がご自宅に伺う際、最も気を配るのが「熱中症」です。実は、熱中症の約半数は「夜間も含めた室内」で起きています。ご家族が「エアコンをつけてね」と声をかけても、ご本人が「暑くないから大丈夫」と消してしまう……そんなお悩みを抱えていませんか?今回は、高齢者が暑さを感じにくい理由と、見逃してはならない初期サイン、そしてご家族に知ってほしい室内対策について解説します。


なぜ高齢者は「暑くない」と言うの?

本人が嘘をついているわけでも、我慢しているわけでもありません。加齢に伴う体の変化が原因で、皮膚にある温度センサーの機能が低下し、室温が上がっていても脳が「暑い」と認識しにくくなります。また、高齢になると汗をかいて体温を下げる力が弱まります。それに加えて、体に蓄えられる水分量(体水分率)が若年層より少ないため、もともと脱水になりやすい状態にあります。「喉が渇いた」「暑い」と感じたときには、すでに脱水や熱中症が始まっているケースが少なくありません。


見逃さないで!家族が気づくべき「熱中症の初期サイン」

高齢者の熱中症は、一見すると熱中症とは分からない症状から始まります。「いつもと少し違うな」と感じたら要注意です。例えば、「ぼんやりしてる・返事が遅い」ときや、「服や髪がしっとり濡れている」ときは要注意!体温調節が限界を迎えているサインかもしれません。また、脱水が進むと、身体の中心に血液を集めようとするため手足が冷たくなることがあります。あれ?なんだか手がいつもよりひやっとしてるなと思ったら熱中症を疑いましょう。


今日からできる!家族のための室内対策2つのポイント

ご本人の「大丈夫」に頼らず、環境を整えてあげることが大切です。

①「室温計」を本人の目のつく場所に置く→感覚ではなく「数字」で判断できるようにします。「28℃を超えたらエアコンのスイッチを入れてね」と具体的なルールを決めましょう。

②「時間決め給水」を取り入れる→のどが乾いたら飲むのではなく、時計を見て水分をとる習慣を作ります。「朝起きたらコップ1杯」「10時のお茶」など、生活のリズムに給水タイムをうまく取り入れていきましょう。

 
 
 

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